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2011年10月25日火曜日

新作ミサンガ!一挙公開!①

こんばんは。南三陸ミサンガプロジェクト・東京本部の荒木です。
すっかり秋を感じる今日この頃、皆様お元気ですか? 私は相変わらず右往左往して毎日を暮らしています。
ところでミサンガ到着待ちの皆様、遅くなっていて大変申し訳ありません!
溜まっていたタスクをほぼ完了したので、明日から発送作業に入ります。 近々到着する予定ですので、しばしお待ちくださいませ。m(_ _)m
さて本日は、前回南三陸から持ち帰ってきた新作ミサンガを一挙公開させていただきます。
先週、320本のミサンガを地道に写真撮影してみました。
気力の続く限り、当ブログにUPし続けていきます。 南三陸のみんなが一編み一編み心をこめて編んだミサンガですので、御覧になっていただけると幸いです。

*ミサンガ制作者①(個人特定を避けるため、名前を伏せての紹介となる事を御了承ください)さんのミサンガ*
『制作者紹介』
被災直後、まだ全国各地からの支援がままならない状況の中で、自らの物資や食料を提供された方です。(当時、南三陸の避難民は2000人)
現在は、このプロジェクトの南三陸本部を運営しながら、支援物資の中継地点としても活躍されています。

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では、本日はこんなところで!
明日以降も、続々新作ミサンガをUP予定です。
お気に入りのミサンガが見つかったら、是非右記あて先までメールくださいませ!
では、今後も南三陸と東北の応援、よろしくお願いいたします!

2011年10月18日火曜日

南三陸から帰ってきました!

こんばんは。南三陸ミサンガプロジェクト・東京本部の荒木です。
先週、南三陸に行ってまいりました。
季節はすっかり秋になり、朝夕の冷え込みに冬の厳しさを感じさせられました。
夏が大好きな私は、これからの活動に大きな不安を感じますが、それ以上に仮設に住む友人達の住環境がとても心配です。
いつも南三陸を訪問するたび、友人の仮設で世間話や恋話に花を咲かせますが、今回は日が暮れるとともに隙間風が冷たくなり、床から来る冷気に足がかじかみ、”来月はどうなるんだろう?”と不安になったものです。
住む家が出来て一安心ではありますが、まだまだ被災者にとって厳しい状況が続くんだな、と実感して帰ってまいりました。


そして今回も新作ミサンガを受け取って、現在、梱包作業の真っ只中です!
まだ写真撮影前なので、近日中に新作ミサンガの一部を撮影してブログにアップしていきます。
お待ち兼ねの皆様、もう少々お待ちくださいまし。m(_ _)m
そして、今回も新しいスタッフが2名加わりました。
当初、南三陸ミサンガプロジェクトはベイサイドアリーナの給食当番仲間5名で立ち上げたプロジェクトでした。
それから4ヶ月、皆様のおかげで延べ12名のスタッフに成長する事が出来ました。
この場を借りて、今までの御支援と応援に心から感謝しております。


同時に、南三陸ミサンガ専門のネットショップ開業に向けて準備を始めております。
開業の暁には、個別に商品を選んでいただけますし、クレジットカード決済も用意する予定です。
「祝!開店」したら、ブログやツイッターで告知させていただきますので、皆様からのお祝いメッセージをお待ちしております~。(ちょっと贅沢かしら?でも心の栄養ください~!)


今回の南三陸訪問で、スタッフ達と色んな話をしましたが、皆一様に南三陸の復旧には少なくとも10年はかかるだろう、と覚悟を決めております。
このプロジェクトも長いスパンで復旧に役立てるよう、体制を整える必要があるという結論に達しました。
そこで、年内一杯は現在の”自由に楽しく”という体制を維持しますが、来年以降は商品を統一化し、価格帯を見直す方向で進んでおります。
つきましては、バラエティに富んだミサンガの販売は、あと数ヶ月となります。
プロジェクト開始から4ヶ月。皆のミサンガ編み技術は格段にUPし、現在では選りすぐりの商品が揃っています。
皆様、是非この機会をお見逃し無く!!


さて、今回は南三陸の現在の様子を写真で御紹介したいと思います。
まずは高台に位置する志津川中学校の正門前から撮った、志津川の街全景です。

2011年10月14日11時頃撮影
 御覧になって分かるように、瓦礫や壊れた自動車が片付き、遠くからでも家の土台が見えるようになってきました。
同じ位置から4ヶ月前(震災から3ヶ月)に撮影した写真が以下です。


2011年6月11日午後撮影

天候や光の違いで、分かりにくい部分もあると思いますが、4ヶ月前はこのような状態でした。
6月時点では、多くの場所に瓦礫が覆いかぶさり、地表が見えない箇所がほとんど。
今回の訪問で、随分片付いたなという思いと共に、ここまで来るのに4ヶ月もかかるのか・・・。というじれったさも感じます。

しかし前回までは、そこかしこに転がっていた車の残骸が見当たらないぞ、どこに行ったのかな?と思って街を廻ってみると、街の入り口にある空き地(ここも津波被害の地点)に集められていました。

街の入口にある廃車集積場

近付いてみると跡形も無く潰れた様が分かります
他の地域にも廃車集積場が点在していますが、どこも大量の自動車が積み上げられています。
どの車も津波の強大な力を物語っており、これらの車を片付ける人達の気持ち、自分の車を見付けた人の気持ちを考えると、なんと言って良いのやら。無力さを感じるばかりです。


以前、ブログにも書きましたが、私は震災前まで南三陸と関わり無く生きてきました。
しかし今回の震災で個人ボランティアとして偶然、南三陸に入り、ベイサイドアリーナで給食当番をし、そこで出会った給食当番の友人達と現在まで歩んできました。
そんなわけで、私はお恥ずかしながら震災前の志津川の情景を見た事がありません。
今回、帰京して初めて震災前の志津川をYoutubeで見てみました。
それがこの映像です。
http://www.youtube.com/watch?v=9IyQBwzhWbI
改めて、これほどの建物が流されたんだな・・・、と。

まだまだ道は長い。自分に何が出来るか、未だ分かりません。
でも、できる事が目の前にある限りプロジェクトを続けていきます。
いつも皆様に頼ってばかりで、ただただ感謝!!
出来ますならば、今後も応援いただけますよう、よろしくお願いします。

では、今回はこんなところで。
次回は新作ミサンガを順次アップしていく予定です。
寒くなってきましたので、皆様、くれぐれもお体に気をつけて!
おやすみなさいまし~~。

2011年10月7日金曜日

猫まつり&販売協力ネットショップの御案内

こんばんは。南三陸ミサンガプロジェクト・東京本部の荒木です。
もうすぐ震災から7ヶ月。
私が初めて南三陸に足を踏み入れて、半年が過ぎようとしています。
震災前と同じく、日常は一日一日、風の様に過ぎていきますが、震災当時の記憶は未だ心に留まったまま。そしてそれから半年の間に見たもの、聞いたもの、出会った人、触れた光景を、私は死ぬまで忘れないでしょう。きっと、皆さんも同じなのではないでしょうか?
悲しいこと辛いこと、楽しいこと嬉しいこと、人生色々の世の中ですが、やっぱり人と人とが出会い、その記憶が折り重なって、未来が紡がれていくんだなと強く実感している最中です。
そしてその未来に少しでも光を注げるよう、まだまだ頑張っていきますので、今後も皆様の応援よろしくお願いします。

前置きが長くなりました。すいません。
最近、あまり活発に宣伝していないので、南三陸ミサンガプロジェクトは自然消滅したのかしら?と思っていらっしゃる方もいるかもしれません。
ところがどっこい、ちゃんと続いてます!プロジェクトは地道に粘り強く継続中!
そして、12日に一ヶ月強ぶりとなる南三陸行き&新作ミサンガ受取に行ってまいります。
いつも現地に行くと、あっという間に時間が過ぎてしまうのですが、もし余裕が出来ればブログで現地報告をさせていただきたいと思っています。

さて今回は、このプロジェクトに協力してくださっている販売店さんの紹介です。

『東京・谷中 みゃうみゃう』
先日、東京・谷中の”みゃうみゃう”さんで行われた猫まつりに行ってきました。
愛知県蟹江町でヘンプの猫首輪をネット販売してらっしゃる”にゃんず*りんぐ”さんが、猫まつりで猫首輪とミサンガをセット販売してくださいました。みゃうみゃうさん、にゃんず*りんぐさん、ありがとうございます!

みゃうみゃうさんの外観
谷中の”みゃうみゃう”さん店内・南三陸ミサンガ売ってます
猫まつりは終了しましたが、東京の下町である谷中では、今週末、谷中まつりが開催されるため、この猫首輪とミサンガのセットも引き続き”みゃうみゃう”さんで扱ってくださるようです。
お近くの方で猫首輪とミサンガを探している方は、是非お立ち寄りくださいまし。


http://meowmeowyanaka.blog59.fc2.com/
〒110-0001
台東区谷中2-6-9 加藤ビル1F
東京メトロ 千代田線
   根津駅より徒歩7分
   千駄木駅より徒歩7分
(台東谷中郵便局向かい)
営業時間 昼12:00~18:00 
  水曜定休(祭日は営業)



『にゃんず*りんぐ』
前述の”にゃんず*りんぐ”さんが、御自身のネットショップ4周年記念に南三陸ミサンガを扱ってくださいます。ありがとうございます!”にゃんず*りんぐ”さんは南三陸ミサンガのヘンプ(糸)を購入させていただいている”BlueApple”さんからのつながりで、御縁をいただきました。
こうやって人と人とが繋がり輪と和が広がっていくのって、本当に嬉しいです。
こちらでは、商品写真を御覧頂きながら、お好きなものを購入できるので、お気に入りの一個を買いたい!というかたにお勧めです。(猫首輪を探している方も是非!とっても可愛いかったので、私もうちの長男用にポチッとしました。)
http://nyans.ocnk.net/

『風和 -kazanagi-』
岡山の倉敷でナチュラルなアクセサリや雑貨を扱っているショップさんです。
このブログ(あれ?ツイッターかな?)を通じて御連絡くださり、この度ネットショップで扱ってくださることになりました。ありがとうございます!
倉敷といえば趣のある憧れの街!行ってみたい!
そんな憧れの街で、南三陸の人達が編んだミサンガが色んな人たちの手に渡るんだな~、と思うと感慨深いものがあります。こちらも画像付でネット販売をされているので、商品を確認して購入したいという方にお勧めです!
http://kazanagi.com/?mode=cate&cbid=1098531&csid=0


*余談*
南三陸ミサンガの販売やヘンプ購入などで、いつもお世話になっているBlueAppleさんが群馬県伊勢崎市南千木町に実店舗を開店するとの事です。
開店の暁には私も行ってみたい!
お近くの方は是非、行ってみてくださいね。
http://blueappleshemp.blog94.fc2.com/

さて、長々と失礼しました。
来週の南三陸はどうなってるかな?皆、元気にしてるかな?と心配と再会の嬉しさがごちゃ混ぜです。メールではちょこちょこ連絡を取っていますが、やっぱり顔を見て色んな話がしたいです。
被災地の苦労や将来の不安も沢山話すけど、恋話や世間話も盛り沢山。
こんな風に続いていく南三陸ミサンガプロジェクトですが、皆様、今後もよろしくお願いします!
では、今日はこんなところで。おやすみなさいまし。

2011年9月28日水曜日

基盤づくり

こんばんは。南三陸ミサンガプロジェクト・東京本部代表の荒木です。

皆さん、台風は大丈夫でしたか?
紀伊の堰止湖は一部決壊したようですが、幸い人的被害がなかったようでホッとしています。
とはいえ沢山の基盤を失い、これから再起に向けて必死に努力していかなくてはならない方々の苦労を考えると、ただただ頭が下がるばかりです。
こんな言い方をすると顰蹙を買うかもしれませんが、個人的に、今年は災害元年だと思っています。
もしかしたら、この先、まだまだ色んなことが起こるかもしれない(もちろん起こらないに越したことはないのですが)。
その時にそなえて、皆で手を携えて前に進める環境を作っていきたいと思っています。

さて、南三陸ミサンガプロジェクトも来月で発足4ヶ月を迎えます。
人員的にも経済的にも、まだまだ安定には程遠い状況ですが、ゆっくりと確実に成長しつつあります。
必要以上に大きなプロジェクトにする予定はありませんが、出来れば、もっと土台を安定させて、より多くの被災者さん達が手仕事を始められる基盤を作りたいと思っています。
その第一歩として、南三陸ミサンガプロジェクトの団体規約を作成し、ゆうちょ銀行に南三陸ミサンガプロジェクトの口座を作りました!
まだ、キャッシュカードとネットバンクが出来ていないので、全てが整ったら正式に公表させていただきます。
そして、もう一つ。本日(正確には昨日)、赤い羽根の助成金に応募しました。
今まで、経済基盤が私の財布だけだったので、正直、どこまで続けられるのか不安でした。
でも、出来るだけ長く続けたい!そう思って、助成金に応募することにしました。
NPOでもNGOでもない個人レベルのプロジェクトが認められるのか?と、かなり心配している最中ですが、もし認められれば、来年の活動に繋げられると思います。
実は、ここ一ヶ月、助成金を申請するための応募書類の作成、口座開設などで、テンヤワンヤしていました。そのため、皆様への対応が遅れてしまったことを、再度この場で御詫び申し上げます。
それでも応援してくださる皆様。赤い羽根から承認をもらえるよう、一緒に祈ってください!お願いします。

それでは本日はここまで。
朝夕は随分と冷え込んできましたね。お風邪など召さないよう、皆様ご自愛ください。

2011年9月20日火曜日

色々とお詫び

こんばんは。南三陸ミサンガプロジェクト・東京本部の荒木です。

まずはお詫びです。
なんのお詫びかっていうと、南三陸ミサンガで諸々の対応が遅くなっていることへのお詫びです。
皆様から、お問合せや御注文のメールを沢山頂いているのに、迅速に対応できなくて大変申し訳ありません。本当にごめんなさい。
実は毎年9月~11月にかけて、私の仕事は最大のピークシーズンを迎えます。
今年も例に漏れず、いえ、震災の影響で延期された現場が秋に集中したため、例年以上にしっちゃかめっちゃかになっております。
何の因果か、お金を稼いで御飯を食べなくては生きていけない体に生まれてしまったので(本当は寝食なくても生きられる体になりたい!植物がうらやましい。)、時には、自分の仕事や生活を優先させてしまうこともあります。本当に申し訳ないと思っています。
許されることならば、気長にお待ちいただけると、大変助かります。
皆様の寛大さに頼って、言い訳ばかりして、すいません。
でも、たとえ遅くなっても、皆様の御支援に必ず応えさせていただくことを、この場を借りてお約束させていただきます。

そして、それに付随して、もう一点お詫びとお願いです。
いつも皆様から沢山のメールを頂いており、とても嬉しい限りです。
しかし私がヘッポコなため、時にメールを見逃していたり、間違った記述をしている場合もあると思われます。
お問合せや御注文に関して、2週間以上、返答が無い場合は、テンパって見逃している可能性が大きいので、恐れ入りますが再度せっついて頂けると幸いです。
また間違った記述や、発送対応が遅すぎる場合は、同様に叱咤頂けると幸いです。

震災発生から半年を過ぎ、今まで色んな方々と接し、色んな方々に助けていただき、時には世の理不尽さや不正義に憤りや悲しみを覚え、でもそれ以上に、人の暖かさにも触れることが出来ました。
特にこの場で頂いた、皆様からの御支援は、南三陸の被災者にとっても私にとっても大きな支えとなっております。本当にありがとうございます。

正直、自分の情けなさに凹む時もしょっちゅうですが、被災地の方々に比べれば、恵まれた環境に生きているのも事実です。今後も駄目な自分と付き合いつつ、被災地の現実と向き合っていこうと思います。
こんな心細い接点では、皆様にも不安を感じさせてしまうだろうと思いますが、今後も被災地の方々への暖かい応援を継続していただけますよう、よろしくお願いいたします。

では、本日の懺悔はここまで。
台風が近付いており、皆様も不安な日々を暮らしていると思います。
(かく言う私も愛知出身で親兄弟友人を心配している最中です。)
くれぐれもお体を大事に。

2011年9月14日水曜日

私たちの出会いと南三陸ミサンガプロジェクトが出来るまで

皆様こんばんは。
南三陸ミサンガプロジェクト・東京本部の荒木です。

震災から半年が過ぎましたね。皆様、どんな一日を過ごされたでしょうか?
私は、東京の仕事現場でその時を迎え、静かに黙祷をささげさせていただきました。
(実は仕事現場はおめでたい席なので、そっと心の中で祈りました。)

今日は、私が南三陸ミサンガのスタッフと出会った経緯を書かせていただきます。
今まで、このことを書いて良いものかどうか迷い続け、ずっと躊躇しておりました。
でも半年を越え、一つの区切りとして先に進むため、お知らせしたいと思います。
とても長い文章ですので、お暇なときに読んでいただけると幸いです。

私が東京の友人と一緒に南三陸に入ったのは4月11日(月)の夜7時頃でした。午後5時ごろ、東北自動車道を降り、震災で痛んだ悪路に驚きながら山道を幾つも越えた時、急に暗くなったと思った瞬間、道の端に今まで見たことも無いほどに捻じ曲がったガードレールと、いくつもの潰れた車、何のために使用されていたのか分からない木材や鉄くずが見えてきました。
「ああ、これか」というのが最初の正直な感想でした。
その後、友人と二人沈黙の中、真っ暗な道を進んでいくうち、瓦礫のかさはどんどん増え始め、周りは更に暗さを増し、右を見ても左を見ても瓦礫と潰れかけた建物ばかり。
どこが道なのか、どこに行ったら人がいるのか、頭が混乱して言葉を発するのも怖くなりました。
しかし、そうは言っても震災から1ヶ月たった時ですから、ちゃんと道はありました。
ゆっくりと道を進んでいくうちに、目標としていた志津川小学校に私たちは無事到着しました。

志津川小学校の体育館で一泊した翌日、まず私たちはニーズリサーチの仕事に就きました。
小学校の避難者は100人程度だったため、小学校内のニーズリサーチは一日で終わりました。
その翌日、更なるニーズリサーチのため、当時1000人の被災者と1000人のスタッフを抱えていた南三陸最大の避難所、ベイサイドアリーナに向かいました。
『とにかく飛び込みで、誰かに話を聞くしかない。ベイサイドアリーナで食事を担当している人のところに行けば、沢山の情報を得られるだろう』と考えた私たちは、いの一番に食事配給の責任者に会い、話を聞いてみることにしました。
「ベイサイドアリーナで足りていない物はなんですか?人手が足りていないのはどこですか?」
と責任者に聞いてみたら、答えは即答で返ってきました。
「ここだよ。ここが一番人手が足りない。毎日、入れ替わり立ち代り色んなボランティアさんが入ってきてくれるけど、やっと仕事を覚えたと思ったら帰ってしまう。ボランティアさんには本当に感謝しているけど、実はそれが一番大変なんだよ。」と。
切迫した表情で語る彼の表情に、ニーズリサーチも大事だけど今はここが一番大変なんだ、と感じた私たちは、その場で「じゃあ、私たちが今すぐ手伝います。」と食事配給係として志願しました。(後に、通称「給食係」と呼ばれていることが判明。)

その日から金曜日まで給食係として働いた私たちは、週末一旦、仕事のため東京に帰り、月曜日にまた南三陸に戻ってくる生活をしばらく続け(時に1週ごとになる時もありましたが)、給食係のレギュラーメンバーとして働くようになりました。
そして同じ給食係として働く現地被災者の人達と沢山の時間を共有し、気が付いたら、お互いを助け合う友人となっていました。

それから1ヶ月後、突然ベイサイドアリーナの避難所は解体されることとなりました。致し方ないことなのですが、ベイサイドアリーナは行政の中心として使用されることが決定されたためです。
そして一緒に働いた給食係のメンバー達は、それぞれ各所に点在する2次避難所へと移っていき、皆が一緒に働いたり、他愛も無いおしゃべりをすることさえも難しくなってしまいました。
同時に、ベイサイドアリーナの給食係としての役割を終えた私も、この先、何をしたら良いのだろう?と悩みました。引くことも進むことも出来ませんが、淋しそうにしている友人達を見ていると、もどかしいばかりです。
私はその後一ヶ月、明確な目標を見つけられないまま南三陸に通い続け、何ができるのか?をボンヤリと考え続けました。

5月下旬まで、私は出来たばかりの仮設を回って御用聞きをしてみたり、産直野菜の原価販売をしてみたりしました。そんなふうに思いつくことを色々とやってみるうち、頭に自然と浮かび上がってきたのが『南三陸ミサンガプロジェクト』でした。

6月上旬、私はミサンガの材料を手に南三陸に入りました。そして給食係の友人達に集まってもらい『南三陸ミサンガプロジェクト』のアイデアを提案し、ミサンガの作り方を説明しました。
皆一様に、「うん、やってみる」の一言で、私のアイデアを受け入れてくれました。

それから3ヶ月。要するに現在。給食係=ミサンガ制作スタッフ達は、私にはさっぱり分からないミサンガの編み方を自ら沢山覚えていき、びっくりするほどのスピードとセンスで編んでくれています。
彼女達の芯の強さと根気強さには脱帽するばかりです。
先日お知らせしたとおり、南三陸にも本部が立ち上がり、給食係として集まったスタッフ以外のスタッフも集まり始めています。
このプロジェクトはこんな風に始まり、ちょっとずつ成長している、まだまだ未熟なプロジェクトです。
まだまだ自信が持てない中、皆様から沢山の支援や応援を頂いており、正直、戸惑っている部分もありますが、この先も南三陸の人たちと一緒に粘り強くプロジェクトを続けていくつもりです。
重ね重ね、これまでの御支援に心より感謝いたします。そして出来るならば、今後も我々を見守ってくださることを切に願っております。

私個人の経験を長々と書き連ねまして申し訳ありません。
表現が足りなかったり、ここでは書ききれないこと、書けないことも多々ありますが、震災から半年、被災地で起きている小さな出来事を皆様に少しでも伝えられたなら幸いです。

それでは、本日はここまで。おやすみなさい。


2011年9月9日金曜日

皆様へご報告「南三陸本部正式発足」&新作ミサンガ!

こんにちは。南三陸ミサンガプロジェクト・東京本部の荒木です。
先週8月31日(火)~9月2日(金)にかけて、南三陸に行ってきました。
時間があれば、現地報告をしたかったのですが、今回は南三陸本部の立ち上げや、色んな団体の方々にお会いする予定が詰まっており、現地報告ができませんでした。ごめんなさい。

まずはご報告となりますが、この度、無事、南三陸本部が立ち上がりました。
今までミサンガ制作は南三陸で行い、事務、販売、会計作業などのプロジェクト運営は東京本部と役割を分けてきましたが、今後は南三陸本部でもプロジェクトの運営を進めていただけることとなりました。
今後は東京本部がキャパオーバーになっても、南三陸の方々が率先して動いてくださるので、長い活動としての下地が整いつつあります。これも一重に皆様の応援と南三陸の方々の根強い努力のおかげです。皆さま、本当にありがとう御座います。

ネット販売やブログに関しては、荒木が引き続き担当させていただきますので、今後ともよろしくお願いいたします。

さて、この度の新作ミサンガは約300本!
皆、めきめき上達して、色んな編み方に挑戦したり、1ヶ月で100本作る方もいたり、楽しみながら手仕事を続けてくれています。
そしてメンバーの中に常勤仕事が決まったメンバーもいます!
今後はミサンガ運営のサポートメンバーとして活躍してくださる予定です。
いつの日かメンバー全員が南三陸で正式な仕事を持てる日が来るまで、そして、その日を南三陸ミサンガプロジェクトのゴールとして、これからも地道に頑張っていきます!


津波被害を逃れたお宅でミサンガメンバーの打ち合わせ

ところで、唯一住む場所が決まっていなかった南三陸の友人が、先週月曜日にようやく仮設に入ることが出来ました。
彼はミサンガプロジェクトのメンバーではありませんが、震災以来、毎日避難所で被災者たちの食事の世話や物資の仕分けを続けており、同時にいつも私たちを影で支えてくれた、ミサンガメンバーにとって恩師とも言うべき友人です。
毎日、人のために活動して自分のことをほったらかしにし続けた結果、南三陸でも異例の8月末の入居となりました。
ずっと心配していた友人が、ようやく自分の場所を作れて、本当に嬉しかったです。

ミサンガメンバーの仮設住宅(個人特定を避けるため加工してあります)

さて、この場を借りて、今回の新作ミサンガの一部をご紹介したいと思います。 
もし、これが欲しい!という方がいらっしゃったら、ブログ右にあるネット販売の手引きを参考に商品番号を添えて、メールで御連絡くださいね。
ご希望の商品にチャームと制作者のメッセージを添えて、お送りします。

新作ミサンガ1,2,3(左から)
新作ミサンガ4,5(左から)
新作ミサンガ6,7(左から)
新作ミサンガ8,9,10(左から)
新作ミサンガ11,12,13(左から)
新作ミサンガ14,15,16(左から)
新作ミサンガ17,18,19(左から)
新作ミサンガ20,21,22(左から)
新作ミサンガ23,24,25(左から)

明後日は震災からちょうど半年。皆様、色んな思いを胸に抱いて迎える大事な日になると思います。被災者ではない私が言うのは、とてもおこがましいのですが、自分にとっても、9月11日は特別な日です。
皆様にとって、この日がひとつの区切りとなり、未来への架け橋となるよう願っております。
それでは本日はここまで。まだまだ残暑が続きそうなので、くれぐれもお体に気をつけて!