こんにちは。南三陸ミサンガプロジェクト・東京本部の荒木です。
明日で2011年も終わり。みなさん、どんな風にお過ごしでしょうか?
2011年は、きっとどんな方にとっても決して忘れ得ない一年だったと思います。
個人的に一年を振り返ってみると、去年末チュニジアからエジプトへと広がったアラブの春に驚き、2月ニュージーランドのクライストチャーチで起きた大地震に驚き、他国で起こる対岸の火事とノンキに構えていた3月11日に発生した東日本大震災。
当時東京にいた私は、地震のさなか必死に猫達を保護しようと格闘し、揺れが収まり全員の無事にホッと一息つき、地震情報を確認すべくテレビを付けたところ、そこから流れてきた身の毛もよだつような光景。ただ、なすすべもなく、恐ろしい映像を見続けることしか出来ない自分。余りの事に涙がとめどもなく溢れましたが、反面、安全で被害のない自宅で、ただただ泣いているだけの自分。恥ずかしくて情けなくて悔しくて、頭に浮かんだのは、"早くあそこに行かなくちゃ”という想いだけでした。
その日から今日まで、精一杯走ってきました。そしたら、知らないうちに大事な人達に沢山出会っていました。気付いたら沢山の人たちが一緒に走ってくれていました。
2011年はとんでもない年でした。悲しんでいる人、辛い思いをしている人、打ちひしがれている人にどうやって寄り添えるのだろう?と本気で考えた年でした。まだ答えは出ていません。
でも出会った人達、一緒に走ってくれた人達と、また新しい年を迎えられる。
今は、それがなによりも有難い。ただただ、そう感じています。
激動の2011年、一緒にいてくれて本当にありがとうございます。
さて、前置きが長くなってすいません。
12月9日に持ち帰った新作ミサンガの紹介をさせていただきます!
南三陸ミサンガプロジェクトが始まって半年、ミサンガ製作スタッフはメキメキと腕を上げ、今ではプロフェッショナルな仕上がり。どのミサンガも素晴らしい出来栄えです。
しかしながら、ごめんなさい!皆のミサンガが素晴らしすぎて、全て売約済みとなっております。
これは、私のプロジェクトの販売製造プランが甘かったせいです。正直、こんなに全国の皆様から興味を持っていただけると思っていませんでした。本当に嬉しい悲鳴。皆様ありがとうございます。
とはいえ、皆が心を込めて作ってくれたミサンガを沢山の人たちに見てもらいたい。
この半年でミサンガスタッフ達は毎日、地道にミサンガを編み続け、確実に腕を上げていきました。その成果を皆様にも見ていただきたい。
そんなわけで、購入は出来ませんが、 是非、ミサンガスタッフ達の半年の成果を一緒に見ていただけると幸いです。
では新作35本(全400本の一部です。)、一挙公開はじまりはじまり~!
10人のミサンガ制作者さん達が丁寧に作ったミサンガ。
売約済み購入不可で大変申し訳ないのですが、被災して3ヶ月後に初めてミサンガを編み始め、半年間毎日、明日への一歩に向けて頑張り続けた被災者スタッフ達の努力の結晶を見ていただけたなら幸いです。
さて本日で、2011年南三陸ミサンガプロジェクトの活動は一旦締めさせていただきます。
2012年も”南三陸に小さな手仕事を”プロジェクト、南三陸ミサンガプロジェクトをよろしくお願いいたします。
有難い事に2012年1月~2月にかけて、ミサンガの大量発注を受けることが出来ました。
そのため、1~2月は在庫不足の可能性があり、個人購入の御希望に添えない可能性がございます。なんとかネット経由で購入したい!と言う方は、早めに御連絡くださいね。在庫少のため、商品選択の範囲を広げていただけると、とっても助かります。
また2012年3月11日に商品ラインナップを絞って、正式にネットショップを開店する予定です。
御急ぎでない方は、3月11日のネットショップオープンをお楽しみに!
ネットショップオープンの際は必ずブログで告知させていただきます。
余談&私事で大変恐縮ですが、正月早々~2月初旬まで、荒木はマレーシア&タイ放浪の旅に出かける予定です。
毎年1ヶ月前後、海外放浪する癖があるのですが、今年は”そんな事やっててもいいのかな?”と悩みました。でも大洪水に見舞われたタイの友人達がどうしているかも気になります。
そんななかミサンガスタッフの友人達が”こっちは大丈夫だよ”と言ってくれました。
みんなの優しい言葉に甘え、また世界を見てこようと思います。
渡航中もネット環境は死守するので、機会があれば現地から南三陸ミサンガブログも更新したいと思います。そして同時に、3月11日のネットショップオープンに向けてECサイト構築作業も続けていきます。
では、皆様良いお年を!来年もよろしくお願いします。
2012年が皆様にとって良い年でありますように。そして被災地に一つでも多く、笑顔の華が咲きますように。
南三陸の被災者とボランティアが共同企画した「南三陸ミサンガプロジェクト」
被災者達が心を込めて編んだミサンガの紹介ブログです。
*南三陸ミサンガプロジェクトは2017年末をもって解散いたしますが、ネットショップは在庫終了まで継続させていただきます。
また、制作報酬としてミサンガ1本につき400円が被災者に支払われます*
2011年12月30日金曜日
2011年12月13日火曜日
【特集】支援いただいている方々の紹介&告知をさせていただきます
こんばんは。南三陸ミサンガプロジェクト・東京本部の荒木です。
毎日、寒い日が続きますね。皆様、風邪など召さずにお元気でお過ごしでしょうか?
私事で恐縮ですが、実は現在、二輪中型MT免許年内取得に向け、日々足しげく教習所に通学している今日この頃です。ダウンジャケットで完全防寒して教習を受けますが、加速した時の頬に当る冷たい風はとっても気持ちが良いです。中年のおばさんが、ガタイの良い若いお兄ちゃん達に混じって、ヘトヘトになりながら頑張っているので、とっても恥ずかしい限りですが、ライダーになるのは子供の頃からの夢。なんとか目標を達成しようと奮闘中です。
さて、今回は御支援いただいている団体さんや、企業さんの紹介をさせていただきます。
このプロジェクトは基本的には全国の個人の方々がずっと支えてくださり、継続できたプロジェクトです。皆様、本当にありがとう御座います。
そしていつの日か個人と個人の力が繋がり、最近では様々な団体さんや企業さんから、お声をかけていただけるようになりました。
ボランティアを始めた当初は、「被災地の方々を支えたい」という想いだけで、突っ走っておりましたが、ふと振り返ってみたら、ボランティアの私自身が全国の皆様に支えられていました。
重ね重ね有難う御座います。今まで支えてくださった全ての方々に、心から感謝しています。
では、支援者紹介&告知のスタート!
(イベント開催順、御依頼順に御紹介させていただきます。)
ピジョン様、本当にありがとうございます。
今回の震災で被災者たちは皆’命’というものに直面しました。南三陸の被災者も例に漏れません。失うことの痛みを乗り越えていこうと、南三陸の被災者達が毎日祈りを込めて編んだミサンガが、産まれてきた、あるいはこれから産まれる小さな手に握ってもらえると思うと、言葉に出来ないほど胸が熱くなります。
ブログを読んでくださっている方でピジョン・インフォの会員様や会員登録を希望される方は、是非応募してくださいね!ミサンガは抽選で150名様に当たります。
実は南三陸の住民がレジャーを楽しむ時や大きな買い物がある時は、「佐沼に行ってくる」と言うのが日常会話になってます。そんな佐沼の街にあるAZ佐沼店さんは3ヶ月前から店頭でミサンガを販売してくださっています。
東京で南三陸ミサンガのネット対応をしていると、登米市、栗原市、大崎市、仙台市など宮城の方々から沢山の問合せが届きます。多くの方々が南三陸に友人や同僚、親戚、親御さんを持っていて、とても心配されている様子が伝わってきます。先日、初めてAZ佐沼店のスタッフの方々とお会いしたときも、歌津から通っている従業員さんのお話をしてくださったり、ミサンガのチラシをそこかしこに置いてくださったり、スタッフみんなでミサンガを自身のネームプレートに飾ってくださったりしている姿を見てジンワリとした感激を味わいました。
みんなずっと南三陸の事を気にしてくださっているんだなと、ホッとしながら、とても勇気付けられたのです。8日に私達を快く迎えてくださったAZ佐沼店の皆さん、本当にありがとうございます。
このブログを読んでくださっている方でミサンガを店頭で購入されたいと言う方は、是非AZ佐沼店にいらしてくださいね。
(ちなみに私、もともとゲームのサウンドクリエーターで現在はフリーで映像音響制作をしているので、パチンコの音も何度か作りました。もしかしたら私の音もAZ佐沼店で流れたのかしら?って思うと、感慨深いですね。)
同年9月2日に全島民が避難を余儀なくされ、4年5ヶ月経った2005年2月1日にようやく避難指示が解除されました。
噴火発生から約11年となる2011年3月5日、島を盛り上げようと三宅島の女性達が立ち上がり、第一回となる三宅島レディース・ランを開催。イベントは盛況のうちに幕を閉じました。
話はそれますが、三宅島復興もまだまだ長い道のりだと思いますが、ボランティア女性達が手弁当で集まり、みんなで作り上げた素晴らしいイベントに敬意を覚えずにいられません。南三陸と東北の復興を願う私にとっても、大先輩となる心強い味方です。
話を戻して、第一回レディース・ラン終了から6日後となる3月11日、東日本大震災が発災。
三宅島の方々は被災を経験しているだけに、見るのも辛かっただろうと思います。
被災経験の無い東京在住の私には、到底想像できません。
そんななか三宅島レディース・ラン実行委員の方が「同じ被災経験者として出来る事は無いか?」と私達、南三陸ミサンガプロジェクトに声をかけてくださり、2012年3月3日に行われる第二回レディース・ランで、南三陸ミサンガを売ってくださる事になりました。
販売本数は200本です。
元水泳部で長距離ランナーの私も参加したいところですが、土日が仕事なので残念・・・。
暖かい三宅島で走って汗かいて、すがすがしい空気を胸いっぱいに吸いたい方!是非参加してみてください。ついでに、南三陸ミサンガを買って頂けると、とっても嬉しいです。
12月始めに仙台市青葉区のラーメン屋さんから問合せをいただきました。
蛇足ですが実は私、ラーメンが大好き。少なくとも週に3食は食べてるし、自宅も東京のラーメン激戦区といわれる環状7号線近くです。もちろん近所の店は全部制覇しました。
店主さんからのメールで知ったのですが、よか○店主の奥様は南三陸出身だそうです。
今回の震災で、よか○店主さんも心を痛め、何か出来ることはないか?と考えていらしたそうです。
そこで、南三陸町歌津地区で制作されているホタテキャンドルを店頭で販売してみたところ、即日完売だったそうです。そして最近、南三陸ミサンガプロジェクトを発見してくださり、問合せをしてくださいました。
今週には新作ミサンガを発送する予定なので、年内にはよか○さん店舗でも南三陸ミサンガを購入できるのでは?と思っています。(勝手な予測です。)
仙台のラーメンマニアの皆様!ラーメン食べてミサンガ買ってね!
私も次回の宮城入りでよか○ラーメンを食べたいです。わ~い、楽しみがもう一個増えた!
以上、今回の支援者紹介&告知でした。
他にも、沢山の個人商店さんや企業関係者の方々が支援してくださっていますが、Web情報や詳細情報が分からなかったので、今回は割愛させていただきました。
もし、このブログで紹介して欲しい!という支援者様がいらしたら、是非ご一報くださいね。
折を見て紹介させていただきたいと思っています。
【番外編】
恥ずかしながら決して収入は多くなく、でも収入の半分は常にプロジェクトに回っていたので、自身の将来不安が嫌がおうにも増してしまい、いつ潰れるんだろう?と不安の日々が続いていました。案の定、私の息も切れはじめ、体調にも明確な異変が出てきたので”このプロジェクトもあと数ヶ月だな・・・”と諦めてかけていましたが、最後の賭けと思って”赤い羽根共同募金”のボランティアサポート助成金に応募してみました。
私はただの個人ボランティア。何の資格も支援団体もありません。
このプロジェクトがあるのは南三陸の皆と、全国で支援してくださる皆様のおかげ。
でも非営利で皆様の支援だけで運営しているプロジェクトであることを、簡単明朗に証明する手立てを私は持っていませんでした。
自己申告だけが全てで、信じてもらえるか全く自信がありません。
でも最期の賭けなので、一週間かけて領収書や写真、ネット情報など、必要な書類を引っかきまわして必死で用意しました。
無事書類を送付して1ヵ月半後、半ば諦め、年内でプロジェクトを畳む事を覚悟しようとした頃、赤い羽根共同募金の助成金に採用された事を知りました。
知ったときは、本当に嬉しかったです。南三陸の友人にイの一番に電話して、興奮しながら吉報を知らせました。南三陸の友人も電話口で一緒に喜んでくれました。
私達はNPOやNGOではないので中期に渡る支援助成には応募できず、短期一回のみの助成となりますが、今回、赤い羽根様が助成してくださった支援金のお陰で、やっと運営継続に向け十分な資金を得る事が出来ました。(もちろん今まで購入してくださった皆様と、前々回に御紹介した愛媛のボランティアグループ、ハートワンピースさんのお陰でもあります。)
これでしばらくは、安心してプロジェクトを続ける準備が出来ました。
そして赤い羽根共同募金も、元を辿れば個人個人の方々からの温かい支援により成り立っています。
その方々に直接御礼を言う事は叶いませんが、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
ありがとうございます。そして必ず、みんなで手を携えて、一歩一歩、進んでいきます。
今回は、沢山の御礼を伝えたくて、大変長くなってしまいました。
ここまで読んでくださった方々、御疲れ様でした。そして御付き合い頂き、本当にありがとうございます。
次回は、持ち帰った新作ミサンガの紹介となります。
・・・・が、とっても嬉しい事に持ち帰った276本のうち、241本は売約済みとなってしまいました。残り35本の商品写真を、時間を見繕ってUPしたいと思っています。(予定は未定なんです。。。ごめんなさい。)
南三陸の皆はメキメキと腕をあげていて、素晴らしいクオリティになっています。
商品数は少ないですが、その上達振りを見ていただけたなら幸いです。
では、寒い日々が続きますので、皆様お体に気をつけて。おやすみなさいまし~!
毎日、寒い日が続きますね。皆様、風邪など召さずにお元気でお過ごしでしょうか?
私事で恐縮ですが、実は現在、二輪中型MT免許年内取得に向け、日々足しげく教習所に通学している今日この頃です。ダウンジャケットで完全防寒して教習を受けますが、加速した時の頬に当る冷たい風はとっても気持ちが良いです。中年のおばさんが、ガタイの良い若いお兄ちゃん達に混じって、ヘトヘトになりながら頑張っているので、とっても恥ずかしい限りですが、ライダーになるのは子供の頃からの夢。なんとか目標を達成しようと奮闘中です。
さて、今回は御支援いただいている団体さんや、企業さんの紹介をさせていただきます。
このプロジェクトは基本的には全国の個人の方々がずっと支えてくださり、継続できたプロジェクトです。皆様、本当にありがとう御座います。
そしていつの日か個人と個人の力が繋がり、最近では様々な団体さんや企業さんから、お声をかけていただけるようになりました。
ボランティアを始めた当初は、「被災地の方々を支えたい」という想いだけで、突っ走っておりましたが、ふと振り返ってみたら、ボランティアの私自身が全国の皆様に支えられていました。
重ね重ね有難う御座います。今まで支えてくださった全ての方々に、心から感謝しています。
では、支援者紹介&告知のスタート!
(イベント開催順、御依頼順に御紹介させていただきます。)
『株式会社ピジョン様』
赤ちゃん用品で定評のある㈱ピジョン様の育児情報ページ”ピジョン・インフォ”にて、会員様向けクリスマスプレゼントとして「南三陸ミサンガ」が採用されました!ピジョン様、本当にありがとうございます。
今回の震災で被災者たちは皆’命’というものに直面しました。南三陸の被災者も例に漏れません。失うことの痛みを乗り越えていこうと、南三陸の被災者達が毎日祈りを込めて編んだミサンガが、産まれてきた、あるいはこれから産まれる小さな手に握ってもらえると思うと、言葉に出来ないほど胸が熱くなります。
ブログを読んでくださっている方でピジョン・インフォの会員様や会員登録を希望される方は、是非応募してくださいね!ミサンガは抽選で150名様に当たります。
『AZ佐沼店様』
南三陸から一番近い繁華街、宮城県登米市迫町佐沼にあるパチンコ店さんです。実は南三陸の住民がレジャーを楽しむ時や大きな買い物がある時は、「佐沼に行ってくる」と言うのが日常会話になってます。そんな佐沼の街にあるAZ佐沼店さんは3ヶ月前から店頭でミサンガを販売してくださっています。
東京で南三陸ミサンガのネット対応をしていると、登米市、栗原市、大崎市、仙台市など宮城の方々から沢山の問合せが届きます。多くの方々が南三陸に友人や同僚、親戚、親御さんを持っていて、とても心配されている様子が伝わってきます。先日、初めてAZ佐沼店のスタッフの方々とお会いしたときも、歌津から通っている従業員さんのお話をしてくださったり、ミサンガのチラシをそこかしこに置いてくださったり、スタッフみんなでミサンガを自身のネームプレートに飾ってくださったりしている姿を見てジンワリとした感激を味わいました。
みんなずっと南三陸の事を気にしてくださっているんだなと、ホッとしながら、とても勇気付けられたのです。8日に私達を快く迎えてくださったAZ佐沼店の皆さん、本当にありがとうございます。
このブログを読んでくださっている方でミサンガを店頭で購入されたいと言う方は、是非AZ佐沼店にいらしてくださいね。
(ちなみに私、もともとゲームのサウンドクリエーターで現在はフリーで映像音響制作をしているので、パチンコの音も何度か作りました。もしかしたら私の音もAZ佐沼店で流れたのかしら?って思うと、感慨深いですね。)
クリスマス仕様に陳列された南三陸ミサンガ(小さいですが画面中央にあります) |
『三宅島レディース・ラン様』
2000年6月26日に発生した三宅島噴火。同年9月2日に全島民が避難を余儀なくされ、4年5ヶ月経った2005年2月1日にようやく避難指示が解除されました。
噴火発生から約11年となる2011年3月5日、島を盛り上げようと三宅島の女性達が立ち上がり、第一回となる三宅島レディース・ランを開催。イベントは盛況のうちに幕を閉じました。
話はそれますが、三宅島復興もまだまだ長い道のりだと思いますが、ボランティア女性達が手弁当で集まり、みんなで作り上げた素晴らしいイベントに敬意を覚えずにいられません。南三陸と東北の復興を願う私にとっても、大先輩となる心強い味方です。
話を戻して、第一回レディース・ラン終了から6日後となる3月11日、東日本大震災が発災。
三宅島の方々は被災を経験しているだけに、見るのも辛かっただろうと思います。
被災経験の無い東京在住の私には、到底想像できません。
そんななか三宅島レディース・ラン実行委員の方が「同じ被災経験者として出来る事は無いか?」と私達、南三陸ミサンガプロジェクトに声をかけてくださり、2012年3月3日に行われる第二回レディース・ランで、南三陸ミサンガを売ってくださる事になりました。
販売本数は200本です。
元水泳部で長距離ランナーの私も参加したいところですが、土日が仕事なので残念・・・。
暖かい三宅島で走って汗かいて、すがすがしい空気を胸いっぱいに吸いたい方!是非参加してみてください。ついでに、南三陸ミサンガを買って頂けると、とっても嬉しいです。
『我流久留米ラーメン 麺屋 よかまる様』
宮城県仙台市青葉区宮町3-7-42
蛇足ですが実は私、ラーメンが大好き。少なくとも週に3食は食べてるし、自宅も東京のラーメン激戦区といわれる環状7号線近くです。もちろん近所の店は全部制覇しました。
店主さんからのメールで知ったのですが、よか○店主の奥様は南三陸出身だそうです。
今回の震災で、よか○店主さんも心を痛め、何か出来ることはないか?と考えていらしたそうです。
そこで、南三陸町歌津地区で制作されているホタテキャンドルを店頭で販売してみたところ、即日完売だったそうです。そして最近、南三陸ミサンガプロジェクトを発見してくださり、問合せをしてくださいました。
今週には新作ミサンガを発送する予定なので、年内にはよか○さん店舗でも南三陸ミサンガを購入できるのでは?と思っています。(勝手な予測です。)
仙台のラーメンマニアの皆様!ラーメン食べてミサンガ買ってね!
私も次回の宮城入りでよか○ラーメンを食べたいです。わ~い、楽しみがもう一個増えた!
以上、今回の支援者紹介&告知でした。
他にも、沢山の個人商店さんや企業関係者の方々が支援してくださっていますが、Web情報や詳細情報が分からなかったので、今回は割愛させていただきました。
もし、このブログで紹介して欲しい!という支援者様がいらしたら、是非ご一報くださいね。
折を見て紹介させていただきたいと思っています。
【番外編】
『赤い羽根共同募金様』
秋の始めごろ、南三陸ミサンガプロジェクトは数ヶ月に渡り自転車操業で、材料費や必要経費を自腹で切り盛りしていました。恥ずかしながら決して収入は多くなく、でも収入の半分は常にプロジェクトに回っていたので、自身の将来不安が嫌がおうにも増してしまい、いつ潰れるんだろう?と不安の日々が続いていました。案の定、私の息も切れはじめ、体調にも明確な異変が出てきたので”このプロジェクトもあと数ヶ月だな・・・”と諦めてかけていましたが、最後の賭けと思って”赤い羽根共同募金”のボランティアサポート助成金に応募してみました。
私はただの個人ボランティア。何の資格も支援団体もありません。
このプロジェクトがあるのは南三陸の皆と、全国で支援してくださる皆様のおかげ。
でも非営利で皆様の支援だけで運営しているプロジェクトであることを、簡単明朗に証明する手立てを私は持っていませんでした。
自己申告だけが全てで、信じてもらえるか全く自信がありません。
でも最期の賭けなので、一週間かけて領収書や写真、ネット情報など、必要な書類を引っかきまわして必死で用意しました。
無事書類を送付して1ヵ月半後、半ば諦め、年内でプロジェクトを畳む事を覚悟しようとした頃、赤い羽根共同募金の助成金に採用された事を知りました。
知ったときは、本当に嬉しかったです。南三陸の友人にイの一番に電話して、興奮しながら吉報を知らせました。南三陸の友人も電話口で一緒に喜んでくれました。
私達はNPOやNGOではないので中期に渡る支援助成には応募できず、短期一回のみの助成となりますが、今回、赤い羽根様が助成してくださった支援金のお陰で、やっと運営継続に向け十分な資金を得る事が出来ました。(もちろん今まで購入してくださった皆様と、前々回に御紹介した愛媛のボランティアグループ、ハートワンピースさんのお陰でもあります。)
これでしばらくは、安心してプロジェクトを続ける準備が出来ました。
そして赤い羽根共同募金も、元を辿れば個人個人の方々からの温かい支援により成り立っています。
その方々に直接御礼を言う事は叶いませんが、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
ありがとうございます。そして必ず、みんなで手を携えて、一歩一歩、進んでいきます。
今回は、沢山の御礼を伝えたくて、大変長くなってしまいました。
ここまで読んでくださった方々、御疲れ様でした。そして御付き合い頂き、本当にありがとうございます。
次回は、持ち帰った新作ミサンガの紹介となります。
・・・・が、とっても嬉しい事に持ち帰った276本のうち、241本は売約済みとなってしまいました。残り35本の商品写真を、時間を見繕ってUPしたいと思っています。(予定は未定なんです。。。ごめんなさい。)
南三陸の皆はメキメキと腕をあげていて、素晴らしいクオリティになっています。
商品数は少ないですが、その上達振りを見ていただけたなら幸いです。
では、寒い日々が続きますので、皆様お体に気をつけて。おやすみなさいまし~!
2011年12月7日水曜日
久々の新作ミサンガ一挙大公開⑧&⑨ from南三陸より
久々の新作ミサンガ一挙大公開⑧&⑨ from南三陸より
皆様、御元気でお過ごしでしょうか?
1年も早いもので、あっという間に12月。
12月は、「師匠も走るくらい忙しい」から師走になったと先日テレビで聞きかじり、「おお、なるほど」と妙に納得した今日この頃です。
本日は今週、南三陸入りした東京本部の荒木が、現地の南三陸からブログをお送りします。
5日(月)の夜に南三陸に到着しました。1ヵ月半ぶりの南三陸では冬の準備におおわらわ。仮設は迫り来る極寒に備えて断熱工事が始まっていますが、全部の工事が終わるのは年末になりそうです。
昨日、まだ工事の終わっていない友人の仮設に行きましたが、家の中でもコートは必需品。そして窓際は結露で水浸しでした。早く工事が終わって少しでも環境が良くなればと願うばかりです。
今回は2011年4月11日に初めて南三陸入りした時の様子が蘇る訪問となりました。
その理由は寒さと空気。
あの頃は、東北の冷たく乾いた春の空気が肌に突き刺さり、中部の暖かい半島で育った私にとっては、想像以上に冷たい夜風と、初めて肉眼で見た被災地の景色に戸惑うばかりでした。
夏を越えて久々に迎えた東北の冷たい空気に触れ、その時の記憶がまざまざと蘇りました。
でも、街に溢れる音は以前とは全く違います。
震災以降から秋口までは毎日、救急車の音や消防車の音、なんだか分からないザワザワした空気が流れていましたが、今回の訪問でようやくトンテンカンテンという建築の音や、ノンビリした静寂を少しだけ感じる取ることが出来ました。
ようやくちょっとだけ前に進みだしたな、と肌で実感しています。
でも、この状態にたどり着くまで9ヶ月。それだけ大きな災害だったんだなと改めて感じてもいます。
では、新作ミサンガ一挙大公開⑧&⑨!!
ですが、実は今回の訪問で新しいミサンガを受け取ったため、厳密には新作ではありません。
そしてここに公開するミサンガは既に在庫がありませんので、購入不可となっております。
しかし「スタッフ達はこんなミサンガを作ってます」という紹介のために公開させていただきます。
その点、御理解頂けると幸いです。
というわけで、ミサンガ一挙公開、第8弾&第9弾です!
*ミサンガ制作者⑧&⑨(個人特定を避けるため、名前を伏せての紹介となる事を御了承ください)さんのミサンガ*
『制作者紹介』
10月に入った新しいミサンガスタッフ2名の作品です。御二人とも60代の女性ですが、仮設で新生活の再建をしながら、合間を見つけてミサンガ作りを楽しんでくれています。
では、早速作品紹介、第8弾です。
続いて作品紹介、第9弾です。
これで、ミサンガ一挙大公開シリーズは終了となります。
現時点で前回のシリーズは全て在庫切れですが、新作ミサンガを受け取ってきたので、折を見てまた紹介していこうと思っています。(年末年始を控えているので、紹介できない可能性もありますが、その際は御了承下さい。)
では、次回はこれまでに支援くださった方々、そしてこれから支援してくださる方々の紹介をさせていただきます。
さらに2012年3月11日の一周忌に向けて、南三陸ミサンガプロジェクトはリニューアルする予定です。その詳細もお伝えしますので、是非御一読を!
今後も南三陸と東北を応援してください。よろしくお願いします!
皆様、御元気でお過ごしでしょうか?
1年も早いもので、あっという間に12月。
12月は、「師匠も走るくらい忙しい」から師走になったと先日テレビで聞きかじり、「おお、なるほど」と妙に納得した今日この頃です。
本日は今週、南三陸入りした東京本部の荒木が、現地の南三陸からブログをお送りします。
5日(月)の夜に南三陸に到着しました。1ヵ月半ぶりの南三陸では冬の準備におおわらわ。仮設は迫り来る極寒に備えて断熱工事が始まっていますが、全部の工事が終わるのは年末になりそうです。
昨日、まだ工事の終わっていない友人の仮設に行きましたが、家の中でもコートは必需品。そして窓際は結露で水浸しでした。早く工事が終わって少しでも環境が良くなればと願うばかりです。
今回は2011年4月11日に初めて南三陸入りした時の様子が蘇る訪問となりました。
その理由は寒さと空気。
あの頃は、東北の冷たく乾いた春の空気が肌に突き刺さり、中部の暖かい半島で育った私にとっては、想像以上に冷たい夜風と、初めて肉眼で見た被災地の景色に戸惑うばかりでした。
夏を越えて久々に迎えた東北の冷たい空気に触れ、その時の記憶がまざまざと蘇りました。
でも、街に溢れる音は以前とは全く違います。
震災以降から秋口までは毎日、救急車の音や消防車の音、なんだか分からないザワザワした空気が流れていましたが、今回の訪問でようやくトンテンカンテンという建築の音や、ノンビリした静寂を少しだけ感じる取ることが出来ました。
ようやくちょっとだけ前に進みだしたな、と肌で実感しています。
でも、この状態にたどり着くまで9ヶ月。それだけ大きな災害だったんだなと改めて感じてもいます。
では、新作ミサンガ一挙大公開⑧&⑨!!
ですが、実は今回の訪問で新しいミサンガを受け取ったため、厳密には新作ではありません。
そしてここに公開するミサンガは既に在庫がありませんので、購入不可となっております。
しかし「スタッフ達はこんなミサンガを作ってます」という紹介のために公開させていただきます。
その点、御理解頂けると幸いです。
というわけで、ミサンガ一挙公開、第8弾&第9弾です!
*ミサンガ制作者⑧&⑨(個人特定を避けるため、名前を伏せての紹介となる事を御了承ください)さんのミサンガ*
『制作者紹介』
10月に入った新しいミサンガスタッフ2名の作品です。御二人とも60代の女性ですが、仮設で新生活の再建をしながら、合間を見つけてミサンガ作りを楽しんでくれています。
では、早速作品紹介、第8弾です。
⑧01,02,03(向かって左から) |
⑧04,05,06(向かって左から) |
⑧07,08,09(向かって左から) |
⑧10,11,12(向かって左から) |
⑧13,14,15(向かって左から) |
⑧16,17,18(向かって左から) |
⑨01,02,03(向かって左から) |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
これで、ミサンガ一挙大公開シリーズは終了となります。
現時点で前回のシリーズは全て在庫切れですが、新作ミサンガを受け取ってきたので、折を見てまた紹介していこうと思っています。(年末年始を控えているので、紹介できない可能性もありますが、その際は御了承下さい。)
では、次回はこれまでに支援くださった方々、そしてこれから支援してくださる方々の紹介をさせていただきます。
さらに2012年3月11日の一周忌に向けて、南三陸ミサンガプロジェクトはリニューアルする予定です。その詳細もお伝えしますので、是非御一読を!
今後も南三陸と東北を応援してください。よろしくお願いします!
登録:
投稿 (Atom)